停滞期と乗り切り方ダイエットを始めると、あるラインまでは体重は簡単に落ちていきます。しかしあるラインから、なかなか体重が減らない時期がきます。これが停滞期です。停滞期は、主に「ホメオスタシス効果」によって引き起こされると言われています。 ホメオスタシス効果とは ホメオスタシス効果とは、「体の危機管理システム」です。人間の体は環境が変わっても、体温、血糖値など、生きていく上で重要な機能を常に正常に保つ働とうする動きが起きます。その働きをホメオスタシスといいます。 1ヶ月で体重の5%以上が減ると、最も活発に働き始めるといわれています。 ダイエットで1ヶ月の体重の減少を体重の5%以内に抑えることが停滞期対策のポイントになります。 停滞期の乗り切り方 ・体重の減少幅を少なめにする ・脂肪にならない栄養素の補給 ホメオスタシスは、体が栄養不足を感じて発生するので、栄養不足と感じるセンサーを働かせないよう微量栄養素(ビタミンやミネラル)を十分摂取する ・ダイエットを諦めない 順調に減ってきた体重が減らなくなるとかなりあせります。しかし、停滞期があることが判ったので諦めずに続けました。 ・停滞期にダイエットを諦めてしまうとリバウンドする 停滞期中にダイエットを止めると、リバウンドが起こります。ダイエットを始めたときよりも体重が増えるばかりでなく、痩せにくい体になってしまうのです。 停滞期に入ってもダイエットをけして諦めないで下さい。 |